1. 自主レーベル「足跡工房」から第一作目となる『今 僕に出来ること』を全国リリース!
― よろしくお願いします、お久しぶりですね。
hirobow お久しぶりです。この前(2007.2.10 TAKE OFF7ライブ)以来ですね。
― そうですね。まずは全国リリースおめでとうございます(笑)
今日(2007.3.31)はこれからパーティーということで。めでたいですね。
hirobow 今日はファンが企画したパーティーなんです。
― 今回インタビューということで、いっらしゃるメンバーの簡単な自己紹介をいただきたいなと。
hirobow 前からずっとトリレモやってます、ボーカル・ギターのひろぼーです。
chimuken 大丈夫だよ、かしこまってしゃべんなくても、編集するんだから(笑)
えーと、ドラムのチムケンです。一応初期メンバーということで。
hirobow 今回復活ということで。
chimuken 三年ぶりに戻って参りましたということで。よろしくお願いします。
wataru えー、キーボードのワタルです。
makoto ベースのマコトです。
― お付き合いは長いんですけど、今回初インタビューということで。
全国リリースプラス、パーティーということでおめでたいなと。
僕としてもとても嬉しいなという思いでインタビューさせてもらってます。
hirobow 全国リリースって言っても、自分らで全部やってるって感じですよね。どこもバックアップなしで。
― 全国リリースということで、足跡工房というレーベルで流通を流してという形ですよね。
よければそのへんの経緯と、それともし足跡工房についてコンセプトとかあれば。
hirobow 足跡工房のコンセプトは、もう、簡単なんです。将来的に志ある人間が集まってきてくれれば。
それで、今の時代に流されない。あと業界人に流されない。
自分らがこうと思ったことをやっていくっていう、そういうレーベルでありたいなと。つぶれなければ(笑)
今回は第一弾としてこうやって出すんですけど、ここをきっかけにしてあと第二段、第三段ってどんどんと
出していって。
― トリレモさんのCDはもとより、他の関わってくれるかたの物もと。
hirobow そうですね、アーティストを入れるには自分らがまず基盤を作らないと。
そこで基盤ができていって、本当にこれだと思うアーティストがいたら入れていっても…。
バックアップできるくらいの体制ができてからなんですけど。
だから何年先になるかわからない。
今は、まず自分らがこのコンセプトのもとでやっていって、あとはもうなんだろ、大手のレコード会社が
こようが何しようがはねのけられるくらいの感じになっていければと思ってます。
― 強いですね。
hirobow あとはもう、そこで得たもので他の人に手を伸ばせるような活動をやっていきたい。そんな感じです。
― 全国リリースっていうのは、ま流通を流すってことだと思うんですけど、その辺でひろぼーさん
自身も色々勉強されたと思うんですけど…。
hirobow 勉強っていうか、ほんと行き当たりばったりですね。
全部ネットで探して、どういう方法でやっていけるんだろうなっていう。
なるべく安くつかせるためにはどうしたらいいんだろうって思ってネットで探して、あと探したところに
片っ端から電話して条件聞いて、なるべく後々負担のかからないやり方でまず全国に出してっていう。
あとはもう有線流してとか、最初はそこからだなと思って。今は申請中なんでまだ結果がきてないですけど。
― 大変そうですね…(笑)
hirobow 紆余曲折ありました(笑)
― やっぱり信頼できる業者さんじゃないとっていうのもあるじゃないですか?
hirobow そうですね、一番最初は信頼関係作ることからって感じでしたね。
最初は、見つけてここだって思っても、直接会って話してみたら違ったり。
騙されないかなとかいつも考えながら話を聞いてて、で、そのなかでも M さんっていう人がいて、その
人と話してた時に、あ、この人なら信用できるかなって思って。で、そこ経由で問屋を通して出す形に
なったんですけど。
なんだろうな、最初は信頼関係から作ることから初めて、流通さんとも連絡を取りだしたり、実際動ける
ようになったのが今年(2007年)の一月過ぎてからですよね。
そこまではどうするか色んなことでずっと悩んでたし、迷ってたしやり方もわからなかったし。
一個々々聞いて、そこからジャケを作ってフライヤー作ってみたいな。時間押し押しの状態で、本当は二
ヶ月前からプロモーションしたかったんですけど、結局発売前一ヶ月くらいのプロモーションになっちゃった。
でも4月25日に出したいっていうのはどうしても僕のなかではあって、ま、父の命日だっていうのもあるんですけど。
― あ、そういうのもあったんですね。
hirobow はい。
去年ある事務所と契約した時に、一回出すってなった時には、僕は父の命日で出したいって言い張ってたんですよ。
それはかなわなくなったけど、自分で出すことに決めて、そこを自分のなかで目標にしてやってきたんで、これ以
上ずらせないと思って。
― もう、この日だっていうところですね(笑)
hirobow そうですね。一応大安吉日だったみたいですけど(笑)
― さらにめでたいですね(笑)
2. 改めて、Trip Remon'S の足取りを振り返ってみて
― それと、そうですね、今回初インタビューでもあるので、初めてトリレモさんのことを知る方がインタビューを見
る機会も増えると思うんですね。なので改めてトリレモさんの経緯というか歴史というのも聞いてみたいなと思い
まして。
hirobow 2004年結成って表立っては言ってるんですけど、実際2002年からあるのはあるんです。その前身バンドから言えば。
でも、一種路上に出たことがもう自分らのなかで一つのきっかけっていうのもあるので、そこからを考えようと思っ
て2004年結成っていう形にしてるんですけど。
― 路上に出だしたのが2004年。
hirobow そうですね。だからそこから結成みたいな。それ以前にいたのが、今のチムケンなんですよ。
chimuken ま、今回ニューアルバムに入っている「HAPPY?」なんて曲は、2002年、もしくはそれより前からずっとやり続けてきた
いわゆるトリップレモンズの代表曲だし、今だにそれがお客さんにすごい反応が良くて一番歌いやすい曲にもなっ
ていたり。
それがまた今回ちゃんと全国流通するちゃんとしたアルバムに入れられたっていうのはとしても嬉しいことであり。
― なるほど、2曲目に入ってますよね、「HAPPY?」。
hirobow あとは全部新しいんですけど、やっぱり全国発売するってなってまったく新しいものばっかりっていうのはと思って。
旧作を全部なしにしちゃっていいのかっていうのもあったんですよ。
旧作は自分らの手売りだけで2000枚くらいは渡してるにしても、実際手売りオンリーじゃないですか。これを全国
に発売するってなったら、やっぱり旧作からも入れた方がいいなと思って、一曲だけ「HAPPY?」を入れたんですよ。
残りあと全部は『TR』買った人は全部知らない曲ばっかりですよね。
今日は一応それを全部やるつもりなんですけど(笑)
3. 今回のアルバム『今 僕に出来ること』が世に送り出されるまで
― アルバムの話になりますが、ちなみに今回、ジャケットデザインがいいですよね(笑) 今初めて見て。
hirobow 美術館で撮ったんですよ。
― あ、そうそうだったんですね、意外なところで撮ったんですね。
hirobow あの六本木に新しくできた(笑) 新国立美術館。
でもその時はメンバーが間に合わなくて僕一人だったんですよ(笑)
― ジャケットの表面を見るとメンバー全員がいそうな感じですよね(笑)
hirobow これぼかしているって言っちゃえばいいんですけど(笑)
chimuken あの、そういうことにしといてください。これ僕です。一応全員いるってことで(笑)
今年というか、去年の終わりぐらいから実はひろぼーとはまた飲んだり電話したりと色々やっていて。
やろーかー? なんていう話はあがってたんですけど、まぁばたばたしてて、今年の1月2月あたりっていうのは。
で、新メンバーになっての初ライブが2月にありましたけど、もうほんと合計10時間くらいのリハしかとれなくて。
気がついたらアルバム発売みたいな(笑)
― もうそうですね、今日は3月末で、来月の4月25日には発売ということで。
hirobow 予約ももう開始してるんで。
― そうですよね、すごいですよね、タワレコさんHMVさん新星堂さんなんかで予約ができる形で。
そのへんももうひろぼーさんが先陣切ってまとめてる感じですか?
hirobow いや、まとめてはいないですけど(笑) とにかく今度どうしよう、ああしようって、もう相談しながら…。
chimuken この前一緒に営業に行ったんですけど…。
― お店さんに直接…?
chimuken 直接行ったんですよ、ま、一応ね、直接面識持った方がいいなと思って。資料ももって行ったんですよ。
で、一応ひろぼーって最初からずっと歌ってきた人間じゃないですか。
ちゃんと話していくかなって思ったらすごくおどおどしてるんですよ(笑)
hirobow あ、あ、あの…、みたいな(笑)
chimuken 普通の主語〜述語が、述語・主語みたいな(笑)
あの、CD発売です…。あの、トリレモ、みたいな(笑)
わけわかんないことになってます。あいかわらずそこは変わってないなと。
― やっぱりちょっと緊張してたんですか?
hirobow というか、実際路上ライブにでて大分良くなってはいたんですが、もともと人見知りなんです。
だからそれが、そういう時にポッとでちゃうんですよ。どうしても。
― HMVさんの担当さんとかが直接来て下さってという感じだったんですか?
chimuken いや、飛び込みで。
hirobow 最初テレアポで電話してたんですけど、どうしても僕らはまったく無名の状態わけじゃないですか。
流通通して出るにしても、その状態で会って下さいっていうのはなかなか難しいなと。
有名どころがバックアップしてるところだったらすぐに「はい」ってなるんでしょうけど、僕らみたいなのは
「は?」っていう感じになるんで、でもそれでもなんとかテレアポやってたんですけど埒明かないなと思って。
直接飛び込みの方がいいだろと。
ただ、行った先でその担当者がいないってことも結構あることはあるんですよ。
昨日、一昨日も4軒まわって2軒はいなかったのかな。
でも、それでも、なんだろな。やっぱり電話で一々会って下さいって言ってると、もうその時点で断られる可能性
も十分あるわけですよね。だったらもう直接会っちゃって、こっちの表情見せちゃえばいいかなと。
― そうですね。
hirobow だから急に飛び込みに変えたんですよ(笑)
chimuken 意気込んで僕に電話してきて、「行こうよチムケン今日あいてる?」って呼ばれて行って。
ワーッと真っ先にCD屋に入っていくんだけどおろおろしてるんですよ(笑)
hirobow (笑)
chimuken 話すことまとまってたんじゃないのかっていう(笑)
hirobow オレが、今この人このお客さん相手にしてるから、空くまで待ってようってタワレコの新宿店で待ってて、その人が
空いたらインディーズ担当者の方に通してくださいみたいなことを言おうかなと待ってたら、チムケンこっちで勝
手に店員さん呼び止めて話し出したから急で、えっ…てなって(笑)
chimuken もう、チラシに夢中で(笑)
hirobow だからもう、正直営業は苦手。
― 僕も実は苦手なんですよね(笑)
hirobow 苦手は苦手なんですけど、やらなきゃいかんという感じで。
chimuken いや、でも手応えはあったんですよ。面識作れたり、発売後にお会いできる話になったり。
なので、一回直接行くと違うなっていうのはありますね。
― ゆくゆくはそんなことがきっかけでインストアライブとかにもつながっていくも知れないですよね。
chimuken そうですね。
― それじゃ、WORLD CLASS よりもそっちを押してくほうが、ほんと大事ですよね。
僕(WORLD CLASS OWNER)がこういうこと言うのもなんですが(笑)
chimuken 結局、コミュニケーションがすべてだと思うんですよ。
担当者だったりとかそういった人と普通に話せれば、できないことも可能になってくると思うんで。
結構大事だなっていうのは感じましたね。
― おすすめとかにピックアップしてもらえればまた違いますよね。
4. アルバムの仕上がりは?
― さて、そんな感じで営業もしている今回の一枚。全体的にはどんな仕上がりになりました?
hirobow 今回、録りは自分で取った音源になるんですけど、それを全部ミックスとマスタリングを別の人にやってもらって。
音的には僕の理想とする音にはまだ程遠いですけど、それでも歌中心の、どっちかっていったら切ない曲系が多い
かもしれないですね。ま、トリレモ色なんですけど、それが。
メッセージが強い曲が多いかなとは思ってます。聴いてみて、直接心に訴えかける系の曲調かなと。
― それがトリレモさんの強みでもありますよね。
あの、前作の『TR』と、さらにその前のと比べてみるとどうですか?
hirobow メッセージ性はさらに強くなってるんですけど、言葉はシンプルになってるかもしれないですね。
サウンド的には、『SIX SINGS』とかあれに比べると、もっとソフトにはなってると思います。
『SIX SINGS』の頃ってどこかまだロック色が強いところが多かったですけど、『TR』からちょっと僕の好みでソウルっぽい
のも入れてみたりとか、ちょっとこうトランスじゃないですけど…、テクノっぽいんだけど歌ものっぽくしていくっていうそ
ういう感じのところもあって。それで「振り子」はあんな感じでアレンジしちゃったんですけど。
今回はそういう雰囲気がなくて…。
ま、テクノっていわれると変に誤解されるんであれなんですけど、シーケンスをならしてるっていう感じなんですよ。
ただ、今回の『今 僕に出来ること』に関してはメッセージのほうを強く出したような曲が多いですね。
chimuken 歌を聴きやすくなっているっていうのはあります。
hirobow で、今このメンバーで新たに作っているのはまたちょっとシーケンスっぽいこともやってるんですけど、それをうま
い具合、なんだろ、テクノっぽくならず、かといってロックっぽくもならずみたいな。
なんかトリレモっぽくなるみたいな、そういう感じに。
― なるほど、そこに色々試行錯誤があるんですね。
あとはもう、とにかく聴いてみて感じてみてくださいというところに尽きるわけですね。
hirobow そうですね。(2007年4月)25日発売のアルバムです。
あ、そうだ、その日にこれ発売してくださいね(笑)
― あ、大丈夫です(笑)
そう言えば、余談が多くてあれなんですが、CDに「足跡工房」って…、バシッと出てますね(笑)
AAKB-○○ってなってますよね。
hirobow AAKBって作ったのに、自分でもそう思ったんですけど、ちょっと「秋葉系」に見えないかなって(笑)
― いや、WORLD CLASS も略してWCでたまにトイレですか?って言われるんで(笑)
chimuken あー確かに(笑)
5. 今後のライブ展開
hirobow ライブに関しては、2、3ヶ月に一回、ま、これっていうなんか、話、企画ライブとかがこない限り、ワンマンでやっ
ていこうかなと。
それもまぁちゃんとしたライブハウスとかじゃなくて、今日やるみたいな会場みたいなところで、ワンマンやって
いけたらなと。
ただ今日やるのはなんだろ、もう本当に、演奏もするんだけど飲み食いしながら演奏もするみたいな。
そういうんですけど。
普通に僕らがワンマンやる時にはライブを中心にっていう感じですよね。今日みたいな感じとはまた違いますけど。
6. トリレモの成長とメンバーそれぞれの想い
― このへんでまだあまりしゃべっていないチムケンさん、ワタルさん、マコトさん。
メンバーから見た、トリレモの成長というかひろぼーさんの成長とか、何かあれば。
Trip Remon'S (笑)
chimuken ひろぼーは…、人間的には…ん〜(笑)
hirobow (苦笑)
chimuken あの、ま、僕も彼と出会ってもう、かれこれもう何年だ。5年6年くらいかな。
だけど、基本的なところは変わってなくて。すごく純粋であり、アホであり。
hirobow (笑)
chimuken 音楽バカであり。でも、なんていうのかな、3年間間があいて離れたわけなんですけど、お互いにやってることってい
うのは何一つ変わってなく、だから戻ってきた時もう一回一緒にあわせてみようかっていう話にもなりましたし、
そう意味ではいい意味でお互いに変わってなくてよかったなっていうのはありますね。
ただやっぱりバンドトリップレモンズとしてはすごく変化してると思います。大きく成長してるんじゃないかなと
思います。
僕がいた頃の話になっちゃいますけど、あの頃っていうのは、みんな自分が自分がっていうのがすごかったんですよ。
コンセプトはありつつも結構無視したところがあったんですけど、今っていうのはあくまでも、さっきからひろぼー
が口を酸っぱくして言ってますけど、メッセージがまず一つ。
それと大事にしたいというのがメンバーが一体になって、何を表現したいかをステージで出していきたいっていう
のがもう一つなんですよ。
それを出せないと、聴いてるお客さんもやっぱり感じ取ることができないんですよ。
ただ、バンド始めた頃みたいに、自分達が気持ちよければいいやというのとはまた違って、雰囲気作りでもそうだ
し、とにかく何かステージ中でフィーリングを出してあげないと聴いてる人も共感できないと思うんで、だから歌
を目立たすとか、ドラムを目立たすとかそういうことではなくて、あくまでも一体になってやっていくっていうと
ころが、一つ大きく成長している部分ではないかなと感じます。
で、今回、まだ全然しゃべってませんけど(笑) 新加入ってことで、キーボードのワタルちゃんが入ったこと
によって、すごく広がりが出ているんですよ。まわりのいい感じの雰囲気を出してくれてるんですよね。
そういった意味ではまた新しいトリップレモンズになっていると。
でもすごく成長している。
そして底辺を支えてくれるベースのマコトさん。僕は最初に言ったんです。彼じゃなきゃドラムやらないと(笑)
それぐらい僕は彼に信頼を置いているんですよ。
hirobow オレもマコッちゃんじゃなければ歌わない。
chimuken あれは、今のはウソです。取って付けてんです(笑)
全員 (笑)
chimuken だからベース誰誘おうかっていう話が出た時に、彼しかいなかったんですよ。
で、もう口説きに行ったんですよ、やっぱり居酒屋なんですけど(笑)
もう、彼焼酎で俺ビールで。いつもなんですけど(笑)
そこで、なんとか一緒にやってくれない?って必死に口説いたんですよ。
だから今すごくいい状態だと思います。でこれからもっと良くなると思います。
― チムケンさん自身もずっとドラムをやっていたんですか?
chimuken あ、はいはい。
僕自身はもう、前に脱退してからすぐ、ドラム講師のライセンスを取ってずっと叩いてたんですよ。
実は今日お誘いしてる、マコトさんがトーンパレットっていうバンドに在籍してまして、そのドラマーさんがいな
かったんで、僕がしばらくサポートさせてもらってたんですよ。なのでマコトさんとはここ3年ずっと一緒にやっ
ていたんですよ。
だから、もうそういった意味でもベースは彼だと(笑)
ドラムはずっと叩いてましたし、やっぱり自分がやることを止めてしまうとそこですぐ退化しちゃいますから。
歩みは止めませんでした。
逆に言うと歩みを止めなかったんでまたこういう機会が得られたかなというのもありますね。
― さて次はワタルさん、トリレモに入ってみて、今までの色々な流れの中でこういう形になっていると思うのですが、
どんな風に感じていますか?
wataru そうですね、僕は今、加入して3ヶ月足らずっていう感じなので、その昔のっていうのもあまりちゃんとは把握はで
きていないんですけど、一回々々今の段階でもスタジオ入る度に、自分も変わってるなって分かるしそれがちゃん
と曲にも反映されてるのも嬉しいことで。
僕も前にやっていたバンドもやっぱりずっと歌ものだったんですけど、チムケンさんがさっき言ってたみたいな、
その、自分が自分がっていうのがやっぱりあったんですね。そうすると歌が伝わらないっていう部分でずっと悩
んでて結局続かなかったバンドが多かったんですよ。
だから今は、歌とかメッセージとか伝えるためにライブをやるっていうのが、それができているっていうのはすご
い嬉しいですね。
― なるほど。
chimuken あ、一ついいですか。
ワタルちゃんは…。初ライブをこの前渋谷のラママでやったんですけど、非常に評判が良くて。
「顔でひくキーボーディスト」だと(笑)
Trip Remon'S (笑)
chimuken これはあの、ぜひ本当にもう皆さんにね、ライブ会場に足を運んで、本物を見て欲しいんですけれども。
わかります、来て頂ければ。
― 顔でひいているところを捉えてほしいと。
chimuken 「顔でひくキーボーディスト」だと、そこのブッキングマネージャーに、大変お褒めの言葉をいただきまして。
― ラママのブッキングマネージャーおすみつきと。
chimuken ひろぼーを食う存在だと思ってください。ひろぼーを食うフロントが初めて出てきたなと。
hirobow (笑)
chimuken 人一倍照明浴びてますので(笑)
― それじゃ、僕もライブを見に行く時は楽しみに。
全員 (笑)
― はい、語り足りない部分もあるかもしれませんが、ここで、ベースマコトさんに、バトンを振りまして。
ベースマコトさんもさっきチムケンさんの話にあったような形で経緯ががあるかと思うんですが。
今感じてることがあればお聞きしたいなと。
makoto いや、僕もワタルちゃんと同じ時期に合流したんで、まだちょっと手さぐりなところもありますけど…。
hirobow 唐突にあれやれこれやれっていつも言われるよね(笑)
makoto 注文が多いのはね、仕方がないかなと。ひろぼーのイメージがあると思うんで。
ま、それを音にできれば一番いいし。
あとはどう自分がアジャストしてくか、その辺は自分の中でスタジオの時にこうなのかなって考えながら。
作品自体は、入る前に聴いてすごいメッセージがあるんでこういうバンドで行けるのはありがたいなと思ってやっ
てます。
やっぱり歌ものなので、楽しい曲とかはあってもいいんですけど歌ものである以上言葉が届かないとと。
伝えたいかなと。
やっぱりそこは大事にして、やってもらいたいなと。その上でですよね、ベースは二の次ですよ。
― ま、でも大事ですよね、どれも。ドラムもキーボードも歌もベースも。
makoto ま、もちろん大事なんですけど。
伝えるために、じゃ、俺らは何ができるかというところで、それが音で出せればそれでいいかなと。
hirobow 僕は三の次。
chimuken ほっといていいです(笑)
― (笑)
なるほど。
6. ライブスタイル
hirobow ぜひライブを見てください。新しいメンバーでのライブはすごいいいんで。少数精鋭っていうか、必要な楽器が必要
な分だけいるみたいな感じです。余分な楽器はいない。
chimuken 余分なことはやらせないっていう(笑)
ワタルちゃんなんて手数王ですよ。もう注文が多すぎて。でも楽しそうっていう(笑)
― ライブ中とか、MCはどんな感じになりそうですか?
chimuken MCは、基本的にないに等しいんですよ。途中できりたくないんですよ。
せっかく演奏で雰囲気を作ってきて、よくMCでその流れを消してしまうバンドが多いと思うんですけど、それが僕
らはすごく嫌なので、MCもあるとすればその曲と曲のつなぎの物語みたいに考えていて。
あんまり変なMCはないですね。昔のひろぼーのMCを聞かせたいくらいです。
hirobow (笑)
chimuken ほんとしゃべり苦手だったんですよ。でも今はMCも曲の内だと思ってもらえれば。
hirobow 曲の内と思うとしゃべれるんですよ。
でもこれがしぃーんとなった状態でただのMCってなると僕はもう何しゃべっていいか…(笑)
今日はまたタイプが違う形になりますけど、でも普通のライブはやっぱりライブ一つが一つの映画みたいなストー
リーとしてやっていきたいっていうのがあって。
今日はだから異色な形なんですよ。ここ最近やってきた形と。
ま、だからワンマンとかやったりすればもっとそのコンセプト的なほうも強く出していけたら嬉しいし、やっぱり
対バン形式でやるとどうしてもその時間制限の中で、やらないといけなっていうのもあるし。
― 色の違うバンドさんがでますしね。
hirobow そうですね。そこまでの雰囲気が違うじゃないですか。そういうのもあるし。
ライブでは雰囲気を大事にしてる。今日はちょっとおちゃらけるかもしれないですけど(笑)
7. 最後に
― それでは、この辺でシメということで。
今までの話の中で出てきたと思うんですけど、これからどんな風に歩いていきたいかというのも含めて、何か言い残
したこととか、最後にインタビューを読む人へ、あるいは初めて見る人に何かあれば、一人々々、最後の締めのメッ
セージを頂きたいなと。じゃ、チムケンさんから。
chimuken あ、俺から(笑)
そうですね、トリップレモンズっていうバンドの音を心で聴いて欲しいっていうのが一つですね。
僕らも皆さんの心に響くように一生懸命音を作っていってますので、皆さんも心を閉ざさないでオープンな状態で
身体で、全身で聴いてください。きっと何かが伝わってくれると思います。
― はい、ありがとうございます。それでは、キーボード、ワタルさん。
wataru 僕ももともと音楽を始めたのが、ライブをやるのが楽しくてっていうのが一番大きかったんで、楽しいライブをこれ
からどんどんやっていきたいと思うので、ライブを沢山見に来てください。
― はい。以上でいいですか?
wataru はい。
― じゃぜひ、顔でひくキーボードを…。
全員 (笑)
― それではベース、マコトさん。
makoto ウチらも楽しむし、トリレモファンの人も楽しんでくれればいいかなと。
過程は色々あるでしょうけど、それはこっちが頑張ればいいって話なんで、楽しみましょう。
― ストイックな感じでしめていただいたというところで。さて、最後にひろぼーさん。
hirobow 僕の場合はこのフライヤーに書いてるコンセプトが全部なんですよね。
優しくて、切なくて、胸のずっと奥の方、温かく響いてくる声、心に響く詩が 心に届く歌が ここにある…。
もうこれだけなんです。
もうこれがすべて。
― 5年、10年たっても気軽に話せるような関係でいられたらとても嬉しいです。
これからの一層の前進、応援してますね。ありがとうございました。
Trip Remon'S ありがとうございました。